エレウシス遺跡にてP.カルーソス作曲による古代オーケシス・コンサート

 

エレウシス遺跡にてP.カルーソス作曲による古代オーケシス・コンサート

2025年9月16日（火）、エレウシス遺跡にて、作曲家パナギオティス・カルーソスによる古代オーケストラと賛美歌の演奏会が開催され、盛況のうちに幕を閉じました。エレウシス秘儀におけるパナギオティス・カルーソス作曲のクラシック音楽抒情コンサートでは、古代ギリシャ文学に捧げられた詩「愛よ、あなたは征服せず」、愛への賛歌、ソポクレスの『アンティゴネの二重唱』第3節、アイスキュロスのオペラ『縛られたプロメテウス』とホメーロスの『イーリアス』からの合唱アリア、ホメーロスの女神デメテル賛歌、女神アルテミス賛歌、そして女神デメテルとペルセポネを讃える賛歌などが演奏されました。パネピロティコス・エレフシナ協会の古代オーケストラ部門は、振付家エレニ・ゴグコウの振付に参加しました。

音楽アンサンブル「ラプソディオス」とリリック・ソリストたちは、古代オーケストラと共に教育・研修活動を行いました。出演者は、レア・ヴードリ（ソプラノ）、イリニ・コンスタ（ソプラノ）、ヤニス・ダリオス（テノール）、デスピナ・ツォラキ（コロラトゥーラ・ソプラノ）、パナギオティス・カルーソス（作曲）。古代賛美歌の振付は、ダンス教師エレニ・ゴグコウが担当しました。

パナギオティス・カルーソス作曲による「エレウシスの聖域における古代オーケストラによるオペラ」は、エレウシス秘儀のテレステリオンと大プロピュライアにおいて、音楽的神秘主義の試みが初めて披露される神聖な瞬間です。

エレウシスの聖域は古代世界で最も重要な崇拝の中心地の一つでした。ここでオペラは、音楽作曲家パナギオティス・カルーソスによる独創的な作品である古代オーケストラと融合しています。エレウシス遺跡の古代の叡智の光が輝く空間で、精神を高揚させる神聖な音楽コンサートとなりました。

音楽作曲家パナギオティス・カルーソスによる古代オーケストラコンサートは、古代ネメアのゼウス神殿、アルテミス・ブラウロニア神殿（アルテミス・ブラウロニアの大ストア）、ネア・マクリ（ブレクシザ）のエジプト神々の聖域で大成功を収めました。